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日本と比べてなぜ西洋はカウンセリングが盛んなのか。これについて考えられる最大の要因は宗教形態ではないかと思われます。一神教に対し、日本は多神教であり、ひいてはアニミズムの精神が今でも色濃く残っています。神が絶対的に完全に上から下の方向に流れる一神教の歴史に対し、時には害も及ぼす荒御霊としての神であり、多くの日常の中に神を見出す日本のアニミズムは擬人化の歴史です。たとえば西洋では「悪魔」が憑きますし、日本では「狐」が憑きます。このようなメンタル土台が懺悔という救済システムを生み、これを科学的に解決していこうということでカウンセリングというものが生み出されたのではないかと思います。対する日本では、「輪廻」や「お天道様が見ている」といったシステムが根付いており、「バチがあたる」といった考え方での自らの行いを律するシステムとなり、こういう運命である、という諦念につながったり、自己責任としてあまり発散される形とはなっていません。
記憶とイメージがヒトを作る。予告どおり超能力物2本目。おぼうさんギャグマンガで連載デビューした三宅乱丈が一転してシリアスな作品をてがけたもの。ペット。1巻は画像がないので2巻で。ペットは、暗示や、サイコメトリーに分類される能力を持ち、それゆえに中華系組織に飼われている少年達が主軸の物語です。この能力の発想が非常に独特で、人の心に踏み込める能力を持っている者は、それゆえに自分の心の障壁がもろく、無防備な状態にあり、自我と他を分けることができず、常に心の中は恐ろしいイメージとなった記憶が吹き荒れて、見た目はただの廃人になっています。これを分けるよう、コントロールをつけることで能力者となり、人の心に進入し、記憶を消したり、すりかえたり、壊したり、操れるようになります。この人の心の中のイメージというのが非常に面白く且つ気味悪い情景となって、マンガで表現されている所が見所。